こんにちは!本日は赤ちゃんの早起きの原因や対策方法について紹介します。
朝4時・5時などかなり早い時間に赤ちゃんが起きてしまい「もうちょっとぐっすり寝ててくれたらいいのに…」と思ったことはありませんか?
早起きは、多くの子育て中のママの悩みの種です。
両親であるママやパパだけではなく、赤ちゃん本人にも悪い影響が出てしまうこの早起き、どのように対応していけばいいのでしょうか。
赤ちゃんの早起きの原因はなに?
寝付きが悪い・夜泣きの2つに並んでママやパパを悩ませているのが、早朝に赤ちゃんが起き出したり泣き出してしまう「早朝起き」です。
早起きは三文の得とは言っても、あまり早すぎるのも困りものですよね。
ママもぐっすり寝ることができなくなってしまいます。
そもそもなぜ赤ちゃんが早起きするのかの原因を一個づつご紹介します!
日中の睡眠不足
赤ちゃんの早起きの原因としてまず挙げられるのが、日中の睡眠不足です。
多くのママは「昼寝をしない方が夜しっかり寝てくれるのでは?」と考えがちですが、実は日中に十分な睡眠が取れていないと、ストレスホルモンが分泌されて眠りの質が悪くなってしまうのです。
眠りの質が落ちると、ちょっとした物音や光などの刺激でも目を覚ましてしまいます。しかもその後二度寝ができなくなってしまうというオマケまでついてきてしまうんです。
なので充分な量のお昼寝を取らせてストレスホルモンを分泌させないことが大切です。
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眠る環境
赤ちゃんが眠っている環境に、早起きの原因がある場合も少なくありません。
特に気をつけたいのが目に入る光です。
早起きの最大の原因は、カーテンの隙間から漏れてくるわずかな光だとも言われています。
赤ちゃんは時計が読めないので、光を受けると「もう朝だ!」と起き出してしまうのです。なのでちょっとした光にも気を配るべきでしょう。
その他、家の外から入ってくる騒音や、暑い寒いといった気温も、赤ちゃんを眠りから覚ましてしまう要因になります。
早起きのメリット
ただそもそも早起きすること自体は悪いことではありません。メリットとなることももちろんたくさんあるんです。
生後3ヶ月~4ヶ月頃になると、赤ちゃんは昼と夜の区別が付き始めます。
そのため、この頃から早寝早起きの習慣を付けておけば、体内リズムが整って健やかに成長していけるのです。
また、赤ちゃんの体内リズムが整うと、育児が楽になりお父さんお母さんも楽に過ごせるようになります。
大変なことが多い時期だからこそ、赤ちゃんがしっかり眠ってくれると言うことは大きな助けになるはずです。
早起きのデメリット
早起きが赤ちゃんの健康にいいのは、夜早くに寝て睡眠時間が十分に取れている場合です。
夜寝るのが遅いのに早く起きる、夜中何度も起きるような場合は睡眠時間が不足するのでNGです。
赤ちゃんであっても、寝不足になると集中力や思考能力が低下し、常にイライラするようになります。
こうなるとちょっとしたことで泣き出してしまい、いつまで経っても泣き止まないという状態になりかねません。生活リズムが崩れて機嫌良く過ごせる時間が短くなれば、当然健康にも悪影響です。
赤ちゃんの早起きは、ママやパパにもデメリットをもたらします。
赤ちゃんが起きてしまうと当然親もそれを放っておくことはできずに起きなければなりません。
生活リズムが崩れがちな現代人、睡眠不足に陥ることは避けられないでしょう。
日中眠いと仕事や家事の効率は下がりますし、健康にも悪影響です。
疲労も抜けきらないので育児に回す体力がなくなってしまうことも。更に子供に対してイライラするようになり、精神的に追い詰められてしまうことも少なくないのです。
試してみるべき早起き対策は?
そんな早起きですが、対策をすることで頻度を減らすことは可能です。
以下のポイントをチェックしてみましょう。
お昼寝対策
早起き対策として、まずはしっかりお昼寝をさせましょう。
日中の睡眠不足は、夜の短時間睡眠に繋がります。
月齢別昼寝時間の目安
- 生後1ヶ月は1~3時間
- 2ヶ月~4ヶ月は2~3時間程度
- 生後5ヶ月~8ヶ月は2~3時間程度
- 9ヶ月~1歳前後は2時間前後
生後2ヶ月〜8ヶ月は午前中に軽く1時間程度お昼寝し、2回にわけるといいそうです。
また、早寝を心がけることも大切です。
大人のタイムスケジュールに赤ちゃんを付き合わせず、早めに寝かしつけることを心がけてください。
可能ならば、お風呂から上がったタイミングでもう家全体の明かりが消えている、という形を目指してみましょう。実行できればスムーズな睡眠に繋がります。
赤ちゃんの生活リズム対策
ぐっすり眠れる環境を整える
眠る環境を整えることも大切です。
赤ちゃんが眠る部屋には遮光カーテンを掛けて、日光を防ぎましょう。
更にカーテンレールの端やカーテン下部分に出来るわずかな隙間は、テープや布で覆ってカバー。
とにかく真っ暗にすることを目指してください。
温度管理も大切です。
赤ちゃんは暑がりなので、大人が少し肌寒く感じる20~22度の室温にします。タイマー設定にしているとエアコンが切れた後室温が戻ってしまうので、もったいないと感じてもかけっぱなしにするのがおすすめです。
やってしまいがち!間違った対策
次に間違った早起き対策にも少し触れておきます。
夜しっかり眠ってほしい、とお昼寝を減らしたり就寝時間を遅らせてしまうのは間違いです。
そうすることでかえってストレスホルモンの分泌が過剰になり、睡眠の質が下がってしまいます。眠れなくなってしまっては本末転倒です。
赤ちゃんの早寝の対策は間違った方法をとらないようにしましょう。
対策しても早く起きてしまったら?
取れる対策は全てしたけど、それでも赤ちゃんが早く起きてしまう場合があります。
そんなときでも、諦めてはいけません。
赤ちゃんが早起きしても、6時までは寝室で過ごすようにしましょう。
早く起きたからとベッドや布団からでで活動を始めてしまうと、それが赤ちゃんの習慣になってしまいます。
間違ってもリビングに移動してテレビを見せたり、ゲームをさせないように。
それが楽しみになって覚えてしまい、余計に早く起きるようになってしまいます。
授乳期間中も、起きてすぐあげていると授乳と起床が結びついてしまい「おなか空いたから起きる」というリズムになってしまいます。朝6時までは授乳しないようにしましょう。
そして朝6時になったら、カーテンを一気に開けて朝日を浴びるようにします。
人間の体は、朝に日光をいっぱいに浴びることで体内時計がリセットされるようになっています。
また、昼と夜の違いを感覚的に理解し、ホルモンバランスを整えることもできます。
夜早く眠るようにするとパパとのふれあい時間が取れないという赤ちゃんは、この朝の時間をパパとのふれあいタイムにするのもおすすめです。
親の健康も頭に入れて
早起きは健康にいいイメージがありますが、それは睡眠時間がしっかりと取れている前提です。
短い睡眠時間で早起きしてもあまり意味がありません。
また、それは赤ちゃんだけでなく親も同様です。早すぎる起床は赤ちゃんにも親にも悪影響なので、日中の過ごし方や眠るときの環境を思い返し、対策を講じていきましょう。
親の健康は赤ちゃんの健康にもつながるので、子供と一緒に注意していきましょう。