1歳児の言葉の発達について、目安などをわかりやすくまとめました!
1歳前後の子どもを子育て中のママやパパは、言葉の発達が気になる方もいると思います。
ママが心配になるケースは、大体は以下の2つのパターンではないでしょうか。
- まだあまり喋れなくて言葉が遅いのが心配になるケース
- 色々喋りすぎて何か障害があるのではないかというケース
そんなときに言葉の早い・遅いの目安を知る参考にしてください。
1歳の子どもは成長が早く、1歳になったばかりと2歳近くの月齢では発達のレベルが全然違います。
なので今回は2つの成長時期に分け、平均的な発達度合いをまとめました。
こんな方におすすめ
- 1歳でどれくらい喋れるのか目安が知りたい
- 自分の子どもの言葉の成長度合いが知りたい
- 1歳の子どもの言葉のレベルを確かめたい
1歳0か月~1歳6ヶ月の時期にしゃべれる言葉の目安
赤ちゃん期を過ぎたばかりから、1歳6ヶ月ころまでの赤ちゃんの発達目安やトレーニング方法についてまとめました。
個人差はあるのですが、1歳前後になると一言・二言の単語をしゃべりはじめる赤ちゃんが多いです。
たとえば「ママ」や「パパ」もそうですし、あとは「ブー」「まんま」などもありますね!
1歳から半年くらいまでは、このような喃語を話せるというレベルの子どもが多いです。
ただ一方で、1歳をすぎたのに言葉が出ないという子どももいます。
そうした場合、言葉の遅れを心配する方もいるかもしれません。
言葉の遅れとは?
専門用語では言語発達地帯(げんごはったつちたい)とも言われます。
1歳半ぐらいで2つ以上の言葉(意味のあるもの)を喋れない場合などは、遅れている場合があるそうです。
乳幼児期において発生することが多いです。
ただ環境や聴覚の成長度合いによっても言葉を発する時期は異なるため、言葉が多少遅くてもあまり病気などの心配をする必要はありません。
また、1歳半に近づくにつれ言葉を聞き分ける力もついてきます。「おもちゃ片付けて」と言えば片付けますし、「ごはんだよ」と言えばテーブルに向かったりという感じですね。
月齢ごとに少しづつ単語を覚えていくようになります。
1歳6ヶ月~2歳までの時期にしゃべれる言葉の目安
1歳半(6ヶ月)頃から2歳くらいまでは、単語+一語文・二語文と言われる言葉をどんどん習得していくようになります。
そして特に2歳近くになると3語以上の言葉を話すようになり、意味のある言葉の会話が少しづつ交わせるようになります。
言葉の意味もより多くを理解し、1ヶ月に少しづつ覚える単語が増えていくケースが多いですね。
また、男の子よりは言葉の発達は若干女の子が早いです。あごの周辺も1歳児よりは発達していくので、はっきり言葉を話せるようにもなるのが特徴です。
1歳半ごろからの発達については、以下の記事でもより詳しくまとめています。
言葉は個人差があるので早い・遅いを過剰に心配しないこと
子どもの成長度合いには、環境・あごの発達・個人の性格などで一人一人に差があります。
ママやパパに頼りやすい環境な場合は、あまりしゃべらない傾向もあるそうです。
先ほど言葉の遅れについても申し上げましたが、あまり極端な例、たとえば全く1歳半で全く単語を覚えないなどという場合以外は、過剰に心配する必要はないでしょう。
1歳児にオススメの言葉のトレーニング
ただどうしても言葉の遅れが心配な方はトレーニングをすることもできます。
トレーニングの例
- 絵本を読み聞かせて言葉を教えてあげる(できれば単語数の多いもの)
- 知育教材を使ってみる
- たくさん子どもに話しかけてコミュニケーションをとる
このような方法があります。特に一番大事なのは親とのコミュニケーションです。
他者とふれあう機会を増やせば、より言葉は発達しやすいといわれています。
言葉の意味の理解、発音などの習得にはコミュニケーションが一番です。
言葉の理解・成長を楽しみコミュケーションをとろう
私も2歳になる息子がいますが、どんどん言葉を覚えていく成長は本当に楽しいものです。
数日たつともう新しい単語を覚えていたりしますし、成長の早さに驚くことも多いと思います。
しっかりコミュニケーションをとりながら、愛情をもって子どもを成長させていきましょう。