家庭学習の知識やメリット・デメリット、オススメの幼児教材を解説しています!
赤ちゃん〜幼児期の間の教育には家庭学習が欠かせません。
コロナで問題になった勉強不足を補う意味もありますし、幼稚園・保育園では教えてくれない知識を得られたりもします。
おうちでの学習は、テストの成績や学力向上だけではなく、感性や思考力を成長させることにも役立ちます。
家庭学習をうまく活用すれば、お子さまの将来の幅も広がるのでぜひ実践してみましょう!
家庭学習がもたらす3つの効果
幼児期の家庭学習には、お子さまの学力アップはもちろん、それ以外にもとっても多くの効果があります!
その中から家庭学習の3つの効果をお伝えしていきたいと思います。
生活のルール・マナーが身につく
まずお伝えする家庭学習の効果は、幼稚園や小学校に通うときに役立つ生活のルール・マナーの習得ができる点です。
ママやパパしかいない家庭での生活と、友達や先生のいる集団生活では過ごし方は大きく違います。
他人との関わりで揉めないように最低限のルール・日常生活のマナーを覚えたり、人の気持ちを理解しようとする視点をこどもに与えることができます。
1歳ぐらいからでも集団生活のスキルは育てることができるのです。
幼稚園・保育園・小学校などの、子どもの社会に溶け込んでいくための基礎的な能力を身につけさせてあげることができるのです。
学ぶ習慣が身につく
2つ目の効果は学ぶ習慣が身につくということです。
家庭学習を取り入れることで、学習を一定のルールに沿って工夫・努力するという学ぶ工程を習慣にすることができます。
毎日家で決まった時間、机に座って集中力を高めて勉強するということは、将来役立つ強いスキルです。
問題・課題を解決することで、達成感も味わえますし、学習理解も深まります。
小学校に進学した際にも宿題に対しスムーズに馴染むことができるようになりますし、学習することへの抵抗感を減らすことができます。
大人になればなるほど習慣を作るのは苦労しますので、まだスポンジのように吸収力がある幼児期のうちに習慣作りをするといいです。
言語学習でコミュニケーションがスムーズになる
最後に、言語学習によりコミュニケーションがスムーズに取れるようになる効果があります。
幼児への家庭学習の大部分は言語学習にあると言えます。
ママやパパとの生活でも、自然と言葉を覚えて行くことは出来ます。
でもやっぱりそれだけでは不十分であることも多いです。
しっかり学習計画を立て、言語能力・さらには表現能力を引き上げておくことで、他人と関わる時にスムーズにコミュニケーションを図れるようになります。
幼児期の家庭学習のメリットとデメリット
幼児の家庭学習に関してはメリットがほとんですが、中にはデメリットとされる点もあります。
家庭学習をおこなう際にはあらかじめ把握したうえで行うようにしておきましょう!
幼児期の家庭学習のメリット
家庭学習は一人でする場合もありますが、小さなうちは家庭内でママやパパが実施します。
なので学習スケジュールは空いている時間で自由に設定することができます。
家事や仕事・お子さまのお世話をしながらいつも決まった時間を開けておくというのは難しくなりがちです。
家庭学習はその点、スキマ時間でも調整・実施できる柔軟性が大きなメリットといえるでしょう。
幼児教室や習い事のように、大きな費用がかからないのもメリットです。
最後に最もメリットとして、親子のコミュニケーションの場としての意義もあります。
幼児期の家庭学習のデメリット
家庭学習には大きなデメリットはありませんが、唯一あげるのであれば学習時間の確保が必要なことです。
スケジュールが自由とはいえ、家庭学習には時間が必要なことは間違い有りません。
家庭学習のときにやる気を引き出すコツ
家庭学習のときにやる気を引き出せないこともあると思います。
特に2歳すぎくらいからは、自我も出てきてなかなか苦労しますし、イヤイヤ期がはじまると特にママは大変です。
家庭学習の際に役立つ、集中力・やる気を引きだすためのコツをここでお伝えします。
ご褒美には物ではなく愛情を与える
学習に向かわせるために、お菓子やおもちゃで子どもを誘導したくなるというママも多いと思います。
俗にいう「ニンジン作戦」ですね!確かにニンジン作戦は効果的ではあります。
一度報酬によって行動を制御してしまうと、それからはずっと報酬を目当てに勉強を行うようになってしまいます。
こうなると、報酬がない限りすねてしまい、全ての学習を放棄するようになってしまう大きな危険が伴います。
学習に向かわせたいときは、かんたんに物で釣らず、学習に向かった我が子を最大限褒めてあげるという、愛情を使った向かわせ方をしてみましょう!
そうすれば自然と自発的に学習するモチベーションを育てることができます。
勉強をするスペースに余計なものを置かない
子供は好奇心旺盛なので、家庭学習中であっても目に映る物には何でも興味を持ってしまいます。
たとえば、好きなおもちゃやママのスマホなどがあると、お子さまはそちらに興味が向いてしまいます。
興味が向きやすいものは勉強エリアから取り払って、目の前の家庭学習に集中できる環境を作っておくと、学習へのやる気が出やすくなります。
可能な限りママも一緒にいてあげる
将来一人で勉強できるように離れておこうと思うママも多いかもしれません。
仮に幼児教材を与えて一人で勉強させる場合でも、家事をしながらでもよいのでママ・パパは一緒についていてあげるようにしましょう。
3歳以降などの子どもが慣れてきて習慣づいてきたら離れても大丈夫ですが、赤ちゃん期には危険防止の意味合いもあります。
ママやパパが近くだと安心感がありますし、学習が楽しくなって集中力が着いてくれば、小学校では自然と一人で学習できるようになるからです。
家庭学習での幼児通信教材の効果
家庭学習には幼児通信教材を使ってみるのが効果的でオススメです。
もちろん、市販の知育おもちゃやドリルを買っておこなう手もありますが、つまづいたときにママやパパの説明能力が必要です。
その点幼児通院教材は、いかに効果的に子供が覚えやすいかに重点を置いた表現方法をしています。
とても効率化された知識の表現方法が詰まっているので、幼児教育に対しては便利です!
ママ・パパが学習方法に悩む時間を減らせるため、時短にも繋がり、子どもと親双方にとってメリットの大きいアイテムと言えます。
家庭学習にオススメの幼児通信教材3選
おうちで幼児期の家庭学習に使うのがオススメの教材を3つ紹介させていただきます。
こどもちゃれんじ
こどもちゃれんじはベネッセコーポレーションの幼児用通信教育教材です。
年代別のコースにわかれていて、月齢・年齢にあわせて身近な物と紐付けた言語学習ができます。
料金は年齢別のコースにより変動はございますが、月々2074円(税込)という料金設定です。
エデュトイというおもちゃ・DVDの映像教材・絵本による学習を組み合わせ、たくさんの子どもへのアプローチで成長を手助けします。
毎回一つのテーマに基づいた学習を行います。人気のアイドルキャラクターであるしまじろうを使った教材で、子どもの食いつきもすごくいいと評判です!
入会金もかかりません。ご興味のある方は無料資料請求を利用してみましょう!体験資料がご自宅に届きます。
Z会幼児コース
出典:Z会幼児コース
Z会は3歳の年少期から使える通信教育で、おもちゃはなくワークや体験で子どもを成長させていく教材です。
料金は年少コースで1,870円~(税込)ご利用いただけます。
ワーク学習と、五感をフルに使った体験によって学習に向かう知的好奇心を育てる体験型教材によって、子供の学習意欲と習慣を育てることにフォーカスした教材が特徴となっています。
Z会幼児コースも無料でお試し教材を資料請求をすることが可能です。
スマイルゼミ
出典:スマイルゼミ幼児コース
スマイルゼミはCMもよくしているタブレット教材で、タブレットは小学校入学後も使うので操作を覚える面でも便利です。
学習専用タブレットを用いているのが大きな特徴で、子どもの不正利用なども対策バッチリです。
タブレットでできる読み書きは「書き」の部分の学習に特に効果的です。
教材はデータになっているのでかさばらず、教材が家庭内のスペースを圧迫しないというメリットがあります。
スマイルゼミ幼児コースの料金は年中・年長共に会費2,980円~となっています。
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幼児期の家庭学習は将来の幅を広げる
子どもが物心付く前に、知的好奇心を持って学んでいく楽しさを教えることは人生にとって非常に大切なことです。
幼児教育は3歳までが脳が柔らかく最も効果的で、早ければ早いほど吸収はしやすいです。
意欲の持ち方、学習への向き合い方さえ学んでしまえば、塾や家庭教師といった意欲を高めるための環境がなくとも、自分で集中して勉強ができるようになります。
やらせすぎになり負担にならないようには気をつけないといけませんが、将来の幅を広げるのには幼児家庭学習はすごく便利です!
また家庭学習は親子の大切な交流の時間でもあるので、愛情を育むためにも率先して行っていきましょう。