育児ストレスの原因とストレス解消方法について、いろんな専門家やママたちの意見をまとめています。
皆さまは子育ては楽しめていますか?我が子はとても可愛いですし、子どもの成長を見られるのはすごく幸せなことです。
でも一方で、親なら誰もが一度くらいは育児ストレスからつい子どもにイライラしてあたってしまった…なんて経験があると思います。
育児ストレスが原因で子どもに何度もあたってしまったり、最悪の場合たたいてしまったりするケースは絶対避けなくてはなりません。
それを避けるために大事なことは、育児ストレスの原因を知ってうまくストレス解消をしていくことです。
今回はそのためのポイントをママ・パパ向けにまとめてお伝えさせてきただきます。
子育て中にイライラしてしまう原因
子育てをしているときにイライラしてしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか。
人や環境により育児ストレスの原因は違いますが、次のような原因が多いですね。
子どもにイライラする理由
- 親の言うことを聞いてくれない
- 寝てほしいタイミングで寝てくれない
- 夫が育児を手伝ってくれない
- 自分の時間が取れない
以上の原因について、一つずつ具体的に解説していきましょう!
イライラの原因①親の言うことを聞いてくれない
子どもが親のいうことを聞いてくれないということが、子育て中のイライラの原因としては最も多いです。
子どもは基本的にわがままで、注意や要望を伝えてもほぼ聞いてくれません。
- 買い物中に親を無視して走り回る
- おもちゃを出してすぐに散らかす
このようなことは日常茶飯事で、言うことを聞いてくれない状況が続くと、ママも子どもに対して怒鳴ってしまったりすることがありますし、それで子どもが泣きだしてしまうこともあります。
イライラの原因②思ったタイミングで寝てくれない
子どもがなかなか寝てくれないのも、子育て中にイライラしてしまう原因のひとつです。
- お昼寝をしてくれない
- 夜寝てくれない
これだけならまだ我慢できるのですが、生後半年から1歳半くらいまでに多い夜泣きやぐずり泣きと重なると本当に辛くなります。
眠ってしまってくれれば他の家事もこなせるし、食事の準備もできるのに…そう思うと寝てくれなくて手がかかるのが嫌になってきてしまうことがあります。
やっと眠ったと思ったらすぐ起きる、なんてことを繰り返すと本気でイライラしてしまい、我慢できなくなることもありがちなケースですね。
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イライラの原因③夫が育児を手伝ってくれない
子育て中は夫が育児を手伝ってくれないことがイライラの原因になっていることがよくあります。
ワンオペ育児ともいわれているもので、子どもの世話を夫が全然してくれない、その代わりに家事を担当してくれることすらないというのがワンオペの典型例です。
さらには子育て中でこっちは忙しいのに、仕事が終わってからは飲み会でお酒を飲んで帰ってくるといったシーンは、想像するだけでイライラしますよね。
こういったママのイライラによるストレスを防止するために、夫婦協力して子育てをすることが必要になってきます。
イライラの原因④自分の時間が取れない
ワンオペ育児ともつながる話ですが、自分の時間が取れないのもイライラの原因としてはよくあります。
子育てと一通りの家事を一手に担っていると、一日中何かをしていなければならず、自分で趣味の時間やドラマを楽しんだりすることもできないでしょう。
たまには一人きりになりたいという気持ちがあると、子どもから目を離せないこともストレスになってきてしまうのです。
子育て中にイライラしたときにありがちなこと
イライラし始めたときにはまだ気持ちを鎮めることができていても、だんだんと感情が爆発してきてしまう傾向があります。
イライラして怒鳴ってしまうのが典型的で、それが原因で子どもにあたり、夫婦喧嘩で夫との仲が悪くなってしまったり、それらで自己嫌悪に陥ってしまったりすることがあるでしょう。
人に当たらなかったとしても、精神的に安定せず、大声を出して叫んでしまうこともあります。
紙を破ったり、食器やガラスなどを床に叩きつけたりしてしまう場合も少なくありません。
- ストレス解消のためにやけ食いをして太ってしまう
- 夜に眠れなくなり朝に起きられなくなってしまう
- 体調を崩してしまう
といったトラブルもあります。
早い段階で対処をしないと心身ともに疲弊してしまうので注意が必要です。
子育てのストレス解消法
ストレスをそのまま放置していると良くないのでうまく解消していくのが大切です。
子育て中のストレスの解消方法を紹介するのでできることから取り組んでみましょう。
ストレス解消法①運動をする
イライラの解消法として運動をするのは効果的です。
あまりまとまった時間を取れないかもしれませんが、子どもが寝静まった後などに何か運動をするようにしてみましょう。
毎日ではなくても、周りに協力してもらいながら10分15分でも定期的に時間を作るべきです。
ジョギングやウォーキングも協力が得られるならいいですが、まずはヨガやピラティスのように室内でできる運動にして子どもの様子を見ながら始めるのが良い方法です。
ストレス解消法②リラックスタイムを作る
リラックスタイムを作るのもストレスの解消方法としてオススメです。
たとえばですが心を落ち着ける効果があるといわれるハーブティーなどを楽しみながら本を読むとか、ゆっくりとしたひと時を毎日少しでも過ごすようにしましょう。
自分の好きなことに向き合う時間も作れれば理想的です。
ちょっとイライラするなと思ったら、気分転換のために子どもを連れてお散歩に行くのもオススメです。
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ストレス解消法③笑う習慣を作る
とにかくニコニコと笑う習慣を作るのもストレスを解消するのに効果的です。
ため息をすると幸せが逃げていくとはよく言いますが、逆に笑顔を保つようにするだけで自然に幸せな気持ちが生まれてきます。
笑顔を見ていると相手も喜ばしい気持ちになるので、子どもも夫も協力的になってくれて円満な家族関係を作りあげることにもつながります。
ストレス解消法④子供の将来をイメージする
子どもの少し将来をイメージするのも良い方法です。
今は子育てに手間がかかって本当に大変だけれど、数年後にはこんな元気で立派な子供になるはずだというイメージを持てると子育てのモチベーションも上がります。
大人になった姿を想像して、幸せになれるように育てたいという気持ちを持つようにするとストレスも軽減されます。
ポジティブなイメージがあれば子育て中の困難も少しづつ乗り越えていけるようになるので、深呼吸をして考えてみるのもいいでしょう。
ストレス解消法⑤子育ては夫婦で協力を
ストレスがたまらないコツとして、夫も子育てに参加するという協力体制は大事です。
当然夫側は仕事が忙しい方が多いと思います。
それでもとくに子どもが小さいうちは妻にまかせっきりにせず、少しでも意識的に育児参加してあげてください。
「妻と違って何もできない」と思う方もいるかもしれませんが、妻は夫がそばにいてちゃんと話を聞くだけでストレスが落ち着きます。
子どもを支えるママを、パパがちゃんと支えるという意識をもちましょう。
頼れるなら回りに相談する
もちろん中には一人で子育てをしているというママやパパもたくさんいます。
もちろんなんらかの事情でパートナーがいなくても、ご両親・周りの友達・親戚など頼れる環境があるなら積極的に頼ったり相談してみるといいです。
一人では限界なことも協力すれば楽になります。
周りに話を聞いたのですが、悩みを腹を割ってしっかりと現状を相談してみたら手を差し伸べてくれたというケースもたくさんありました。
子育てのストレスは自分だけで抱え込もうとしないで、状況をきちんと説明して協力してもらいたいという話をしてみましょう。