乳児と幼児の違いや、子どもの呼称の定義をしっていますか?
子どもの呼び方はたとえば新生児・乳児・幼児など、成長とともに呼び分けられています。でも実は実際の各呼称の違いは一般にはあまり知られていません。
新生児・乳児・幼児・小児の違いや定義について、ママやパパにもわかりやすく、年齢・月齢別に解説してます。
こんなママやパパにおすすめ
- 新生児・乳児・幼児・小児などの呼び方のルールを知りたい
- 乳児と幼児の違いなどをしりたい
- 小さいお子さまを育てている
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子どもの呼称の定義
子どもの呼称は、子どもができるまではあまり気にしない方が多いです。
でも生まれた方ならわかると思いますが、実際子どもが生まれると手続きなどで子どもの呼称を耳にする機会は増えてきますよね。
一般的に子どもの呼称は年齢・成長段階とともに一緒に変わっていきます。
基本は新生児→乳児→幼児→小児→児童という順番で、呼称は成長とともに変化していくのが普通です。
これらの呼び方に明確な定義やルールはあるのか調べたところ、WHOや母子保健法の定義では出生後の期間でちゃんと決められています。
新生児とは出生後28日未満
新生児とは生まれたばかりの赤ちゃんをさした呼称で、定義は母子健康法では出生からの期間で定められていて、新生児は出生後28日未満の子どもと定められています。
また新生児の中でも生後7日までの赤ちゃんは「早期新生児」と呼ぶこともあるそうです。
乳児とは1歳までの子ども
乳児も生後の期間が明確で、児童福祉法においては生後12ヶ月、つまり1歳になるまでの子どものことを指します。
1歳を過ぎると乳児という呼称ではなくなります。
乳児と次に説明する幼児は、乳幼児と一つのくくりで呼ばれることもしばしばあるので覚えておきましょう。
幼児とは1歳から小学校入学前まで
幼児も児童福祉法において満1歳から小学校就学までの子どものことを指します。
一般的には6歳ごろまでを指しますね。
協議において幼稚園就園までを指す場合もあるそうです。
乳児の次のステージの子どもを幼児と呼ぶことになります。
児童とは18歳未満の子ども
児童とは乳児・幼児も含んだ呼称です。
乳児・幼児に加えて、小学校入学後の少年(小学校入学の指揮~18歳に達するまで)という呼称も含めて児童と呼称します。
つまりは18歳未満の子どもがあてはまる呼称なので覚えておきましょう。
新生児・乳児・幼児・少年・児童の年齢の違いまとめ
以上が新生児・乳児・幼児・児童の定義です。このように年齢の定義が明確に違います。
もう少し違いがわかりやすくなるように表にしてみました。
新生児 | 生後28日まで |
乳児 | 生後12ヶ月まで |
幼児 | 小学校入学前の子ども |
少年 | 小学校入学後~満18歳まで |
児童 | 満18歳まで |
男の子・女の子により違いはなく、上記をすべて含め18歳以下は少年と呼ばれます。
新生児・乳児・幼児・少年・児童の違いは使うシーンは多くはないですが、抑えておけば手続きなどで混乱するシーンも減らせるでしょう。
子育てをするうえで役に立つこともございますので、ぜひ参考にしてください。
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