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0歳児の子育て費用の目安はいくら?1年間の出費内訳や節約方法

生まれたばかりの赤ちゃんがいる、もしくは出産前のママなら、赤ちゃんが生まれてから1年でかかる費用相場は気になりますよね。

  • 1歳までの一年間でいくらくらいお金がかかるのか
  • 月々いくらくらいお金がかかるのか
このような0歳児の子育て費用について解説しています!

子育てにはたくさんのお金がかかり、将来大学まで出すとなると、子育てにかかる費用の総額は1,000万円ではおさまりません。

ただ、赤ちゃんのうちから子育ての費用が心配な方でも、日本には子育てのサポート制度がちゃんとあります。

0歳児のうちはそれ以降と比べ費用負担は少ないので、制度を活用しながら将来の貯金に回すことが重要です。

こんな方におすすめ

  • 赤ちゃんが生まれたばかりで費用面が不安
  • 赤ちゃんが生まれる前に費用の準備がしたい
  • 1歳までにかかる金額目安を知りたい

0歳から1歳までの子育て費用は500,000円、月々は42,000円前後が目安

よく笑っている赤ちゃん

0歳からの赤ちゃんの育児にかかる費用はいくらぐらいなんでしょうか。政府のデータをみてみましょう。

財団法人こども未来財団の「子育てコストに関する調査研究」(2003(平成15)年3月)によると、妊娠・出産費用の平均額は、約50万4千円、0歳児の子育て費用は、約50万6千円となっている。1歳から3歳までは各年50万円前後、4歳から6歳までは各年65万円前後となっている。これらを合計すると、子どもが生まれてから小学校にあがるまでの子育て費用は、約440万円となる。

引用:内閣府HP 家庭における子育て費用

内閣府のデータによると0歳児の子育て費用の平均は506,000円となっています。

データを参考に総額を月で割ると、1歳になるまでの月額負担は42,000円前後くらいの負担になる計算です。

あくまで金額は目安ですが、それぞれの金額を目安とし、計画をしていきましょう。

何にお金がかかるの?0歳の育児費用の内訳

家計簿とお金

子育てにかかる費用は、種類を分けると以下のようになります。

  • ベビー用品・衣料品など
  • 育児費
  • 保険・医療費
  • 幼稚園・保育園
  • 幼稚園・保育園をのぞく教育費
  • お小遣い
  • 預貯金など

この中で0歳の子どもに多くかかるのは「ベビー・子ども用品・衣料」「保健・医療費」で、占める金額は年間で24,0000円程度となっています。

他に大きな差が出るポイントとしては保育園・幼稚園です。0歳児保育を利用する場合は保護者としては35,000円くらいの費用がかかるので、利用する家庭は負担を頭に入れるべきです。

子育て費用を補助してくれるサポート制度を利用しよう

0歳児は比較的お金はかからないんですが、1歳以降の将来を考えてもかかるお金は莫大で、できることなら費用は節約したいですよね。

日本には育児費用軽減のために利用できるサポート制度があります。

出産費用についても国が42万円(※2020年現在)までは助成してくれる制度がありますよね。

育児についても同様に次のような補助制度があります。

以下の表の医療費助成と児童手当の制度は絶対に利用しましょう。(手続き方法は教えてくれるので絶対することです。)

制度内容根拠となる制度
乳幼児の医療費助成乳幼児期の医療費の自己負担部分を軽減(医療保険制度における乳幼児(3歳未満)の自己負担は2割)地方自治体の単独事業
児童手当3歳未満一律15,000円児童手当法

児童手当は大きくて、子ども一人ごとに毎月15,000円もらえます。

振り込んでもらう手続きには住民票などは必要ですが、自治体の区役所ですぐにしてくれます。

そして何か病気をしたときでも、手続きしていれば0歳児は病院代がほとんど制度で賄われます。ただ予防接種やワクチン投与はお金がかかりますので注意してください。

子どもを育てるのに必要な年収はいくら?

1歳以降の将来も心配されているママも多いと思いますので、子育てに必要な年収目安についても記載します。

諸説あるのですが、さまざまなアンケートデータなどによると、子ども一人につき500〜600万円程度の夫婦での世帯年収が必要と考えられているそうです。

学費・生活費等を含めて、大学までだすと1,000万以上のお金はかかります。これを捻出するための年収として、上記金額で捉えている方が多いということです。

当然、地域や大学まで通うか通わないかなど、個人によって大きく差が出てくるところですので、実際に500万以下だと育てられないわけではありません。

節約の方法は日常にもたくさんある

年収は昔に比べると低下する一方、子育ての費用はあまり変わっていないという現実があります。

ただ幼保無償化児童手当など、子育てに活用できる制度は増えてますので、利用できるものは上手に使いましょう。

そして国の制度もそうですが、日常の中で出費を抑えるコツも多くあります。

節約の例

  • 服は兄弟や親戚からおさがりをもらう
  • 出産のお祝いを上手に活用する
  • おもちゃは買ってばかりではなく手作りなどもしてみる
  • 無料でもらえるサンプル品を上手に使う
我が家も写真をプロに頼まず自分で撮るとか、おさがりを兄弟にもらったりとか生活面でも工夫してました。

もちろん、すべての費用を削るとかえってストレスになってしまいますし、我慢をしすぎることはありません。

可能な限り節約方法を実践して、お金が貯められるように工夫していきましょう。

貯蓄に学資保険を利用するという方法もある

子育てに必ず必要なのが節約しての貯蓄です。

貯蓄がないとやはり将来子どもに苦労をかけてしまうのは明白です。子どもが小さいうちは補助制度もありますし、お金もあんまりかかりません。

ただ大きくなるとそうはいかなくなってきてしまうのも事実で、計画的に貯蓄をしたいときに役立つのが学資保険です。

貯蓄がしっかりできる方はあまり必要ありませんが、小さいうちに入っておくとよりメリットが出てくるので興味のある方は以下記事も参考にしてください。

将来の費用を把握し計画的な子育てをしよう

子育てとお金は切っても切り離せない関係ともいえます。

小学校・中学校・大学と進んでいくごとにさらに大きなお金がかかるでしょう。

そこであわてて準備に苦労しないように、小さなうちから計画を立てておくことが重要です。

大切なかわいいお子さまのためにちゃんとママやパパも考えていい人生を過ごせるようにしましょう!

  • この記事を書いた人

こどらぶ管理人

1児の父です。保育士の妻と一緒にかわいい2歳の息子を育ててます! 子育て知識については本や妻の話などで日々勉強しアップデートしています。ご興味があれば管理人プロフィールページやTwitterもご確認ください。 ブックマークやシェアなどしていただけると嬉しいです。

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