こどもちゃれんじとスマイルゼミ幼児コースの特長・メリット・デメリットを徹底的に比較してみました!
2つの教材はテレビCMでもよく見かける人気の幼児教育教材ですよね。「どっちを使ったらいいのかな…」と選び方に悩んでいるママも多いと思います。
こどもちゃれんじとスマイルゼミは内容・学習方法・料金などに大きな違いがあります。
こどもちゃれんじとスマイルゼミ幼児コースの特長比較
詳細な分析もしていますが、それぞれの教材の情報を表にして比較してみました!
教材名 | こどもちゃれんじ | スマイルゼミ |
提供会社 | 株式会社ベネッセコーポレーション | 株式会社ジャストシステム |
対象年齢 | 0〜6歳 | 4〜6歳(年少冬講座あり) |
料金 | 1,980円〜 | 2,980円〜(別途タブレット代など) |
特長 | 年齢別コースで使える知育通信教材。エデュトイという知育玩具教材や絵本・ワーク・アプリを使用 | 英語も標準搭載されたタブレット教材。年中・年長にあわせたタブレット学習で直感的に学習していく |
受賞歴等 | イード・アワード2020にて「子供が好きな通信教育NO1」受賞 | イード・アワード2020子ども英語教材顧客満足度No.1 |
イード株式会社が通信教材を保護者アンケートをもとに調査する「イード・アワード」にて、どちらもちゃんと賞で評価されています。
両方しっかりした教材ですし、小学校以降も継続して使える教材です。
こどもちゃれんじは0歳の赤ちゃんから使えますが、スマイルゼミが使えるのは3歳の冬以降なので、こどもちゃれんじも年少以降のコースをピックアップして比較しています。
こどもちゃれんじの特長
こどもちゃれんじは、中国やインドネシアなどのアジア圏にも進出しており、合計会員数は200万人を突破しました。
3歳からはこどもちゃれんじほっぷ以降のコースが対象になります。
ちゃんと1年毎の成長にあわせたコースで設計されているという特長があり「学習に遊びを取り入れているので子供がハマりやすい」ということも魅力ですね。
幼稚園や保育園の小学校準備だけでは不足する、ひらがなの読み書き・数の認識・英語やプログラミングなどにおうちで取り組むことができます。
エデュトイ(知育玩具)・絵本・DVDなどのいろんな教材を使ったマルチアプローチという教育で、子どもの五感を働かせ成長させていける教材です。
気になる方は無料で体験資料も取り寄せることができます。
スマイルゼミの特長
出典:スマイルゼミ
スマイルゼミは幼児から中学生までを対象にした通信教育教材で、教材はジャストシステム専用品となる学習専用タブレット端末をメインとしています。
こどもちゃれんじと比べて対象年齢はちょっと高く、年少(3歳)の冬からが受講対象です。気に入れば中学生まで一貫した教育が可能になってます。
学習内容は、小学校でも必要になるタブレットを使った感覚的な学習が中心です。
ひらがな・カタカナ・数・英語など10分野の幅広い学びをタブレットを通して吸収できる特長がありますね。
特に英語は賞も重視していることからわかるとおり、ネイティブの発音を収録して真似しやすい設計で力が入っています。
学習用タブレット端末はアンドロイドOSで、スマイルゼミの教材だけでなく、専用アプリやブラウザ(google)も搭載されています。
詳細が気になる方は、こちらも資料請求が無料でできます。タブレットが届いてから2週間以内なら利用できる全額返金保証制度もあります。
スマイルゼミの特集記事
特長を比較してわかった点
こどもちゃれんじは3歳の早期から使えるので、早くから教育したいならちゃれんじ1択でしょう。
3歳の冬以降はじめるのであれば、こどもちゃれんじとスマイルゼミ両方が選択肢に入ります。
こどもちゃれんじもエデュトイでタブレットは使えますが、本格的なタブレットが使えるのはスマイルゼミです。
お子さまがおもちゃ教材や絵本に興味を持つか、タブレット向きかで選ぶべき教材は変わってきますね。
こどもちゃれんじとスマイルゼミ幼児コースの料金比較
こどもちゃれんじとスマイルゼミ幼児コースの料金についてもかかる費用をまとめました。
教材名 | こどもちゃれんじ | スマイルゼミ幼児コース |
月額料金 | 月当たり1980円(年少)、2,480円(年中・年長)※一括の場合・税込 | 3,278円※1年一括の場合・税込 |
入会金 | なし | なし |
その他費用 | なし | タブレット代10,978円(税込) |
注意事項など | 最短利用期間は2ヶ月・一括払いの場合でも残月分の返金OK | 一括払いの場合でもタブレット代差額・残月分の返金OK |
ともに毎月払い・一括払いが用意されていて、ご自分の好きな支払方法を選ぶことができます。
スマイルゼミの場合は6ヶ月・12ヶ月支払いの2種類の一括払いが利用可能です。2つの教材ともにクレジットカード払いが活用できるところは変わりません。
どちらも途中解約は可能なので、一度に支払うのが難しい方以外は一括払いの方がコストメリットがあるといえるでしょう!
そのうえで安いのはこどもちゃれんじです。タブレット代もかからず月額料金以外は発生しません。
2つの教材のメリット・デメリット
こどもちゃれんじとスマイルゼミのメリットやデメリットを解説してます。
それぞれの教材を使うとどんな効果やいい点があるのかまとめました。
こどもちゃれんじのメリット
まずはこどもちゃれんじにどんなメリットがあるのかを解説していきます。
成長・発達に適したコースなので難しすぎない
こどもは成長がすごく早いですよね。こどもちゃれんじは早い成長にあわせてコースが変わるというのがメリットです。
コースごとに難易度が調整されているので、口コミでも「難しすぎて使えない!」といった声はほとんどありません。
じゃあ簡単すぎるかというとそうではなく、こどももちゃんと考えながら取り組んでいました。
遊び要素があるといっても、もちろんちゃんとプロが膨大な会員のデータをもとに設計した教材なので知育をしっかりすることができます。
しまじろうのおかげで集中しやすい
こどもちゃれんじのキャラクターは小さな子に大人気のしまじろうを採用しているので、子供の食いつきがいいのがメリットですね。
しまじろうや、しまじろうのママ・パパ・はなちゃんなどのキャラクターが、子供を「自分で頑張ってしよう」という気持ちにさせてくれます。
特にイヤイヤ期は着替えや食事1つでも大変ですが、そんな生活のことや、嫌な勉強・トイレトレーニングも進んでしてくれるように工夫されています。
集中がしやすいということは効率のいい学習につながるので、効果的に勉強ができるのが魅力です。
エデュトイや絵本などたくさんの教材で五感を育てられる
こどもちゃれんじに入会すると、毎月ボリュームたっぷりのエデュトイ・絵本・DVDやワーク教材が送られてきます。
写真は年少で使える音声タッチペンはてなくんと絵本です。
1つの教材だけではなく、いろんな教材が使えるので脳の五感を刺激できます。
もちろん教材の種類が多いので学習幅も広く、ワークだけの教材よりも感性・想像力や五感を豊かにできるのがメリットです。
スキマ時間でしっかり取り組める
こどもちゃれんじは1日15分から取り組むことができますので、時間があまりないママにはピッタリです。
親だけでなく子供も普段は幼稚園や保育園に行っているので、家庭学習に多くの時間をかけられないというのが現実ですよね。
その点こどもちゃれんじは結構楽で、1人で音声ペンや知育ブロックを引っ張り出して1人で勉強していることも多いです。
知育絵本を読んであげたりコミュニケーションを取るという重要な意味もあるので、極力はついてあげたほうがいいですが無理なときは一人でも学習できます。
(※エデュトイは安全性にも配慮されています。)
共働きで教育時間が取れないご家庭でも、スキマ時間で取り組めるこどもちゃれんじは使いやすい教材です。
デジタル学習やオプションでのレベルアップもできる
こどもちゃれんじはデジタル学習にも力を入れていて、2021年からはアプリ教材の提供も無料でスタートしました。
学習動画などの動画コンテンツが充実したしまじろうクラブも、会員ならもれなくタダで使えるので得した気分になります。
そして教材にはエデュトイ・絵本・DVD・ワークなどが含まれていますが、教材をレベルアップするオプションもあります。
英語を学べる「こどもちゃれんじEnglish」や思考力を伸ばすことに特化した「こどもちゃれんじプラス」がそれにあたります。
通常コースを使ってみてちょっと物足りないと思ったら、自分の子供の性格に合った教材を選んだり、親が子供に伸ばしてほしいと考えている分野の追加教材を選んだりすることが可能です。
コスパが抜群
こどもちゃれんじの料金は、他の通信教材と比較しても安い部類には入ります。
子育てにはお金がかかるので、幼児教育の費用を抑えられるのは魅力的ではないでしょうか。
塾や幼児教室に通うと10,000円近いところもありますし、費用を抑えられるのは幼児教材のメリットです。
入会したママたちの口コミをみても「おもちゃ代も減るし助かる」「波はあってもトータルボリュームがすごい」という声がありました。
こどもちゃれんじのデメリット
こどもちゃれんじはいいところだけでなく、ちょっと不満だったところもありました。
実際に感じたデメリットとなりそうな部分も解説します。
おもちゃが増えたときに片付けにこともある
送られてくるおもちゃ自体はそんなに大きなものではありませんし、退会したときは返却する必要もありません。
しかし、毎月送られてくるため入会期間が長ければ長いほど溜まっていってしまいます。
収納スペースを確保しておくか、おもちゃ用に入れ物を用意しておかないと置く場所に困ることがあります。
DMが増える
こどもちゃれんじを資料請求した場合もそうですが、こどもちゃれんじに入会していても追加コースやイベントのDM案内はたまにきます。
なのでそれが嫌だという方はちょっと困るかもしれません。これも一つのデメリットといえますね。
ただ手続きが面倒じゃなければ、ベネッセコーポレーションに連絡すればDM停止という対策をすることはできます。
スマイルゼミ幼児コースのメリット
ここからはスマイルゼミ幼児コースのメリットを紹介していきます!
スマイルゼミも気になる方は詳しい案内が入った無料資料が請求可能です。
タブレット教材なので効率がいい
スマイルゼミはタブレット教材なので、効率よく学習できるというのがポイントです!
実際の本やDVDと比べて多くの情報を収録することができ、1つの教材が終わったら次はどの教材に進めばいいのか表示されたりもします。
また、子供が適切なスピードで文字を読むことができるよう赤いポインタが文字の下を流れて行ったりするので、タブレットならではのサポートも強いです。
英語教材では録音をしながら学習をすすめることもでき、タブレット教材ならではのメリットが多く実感できます。
タブレット教材のメリット
英語学習がバッチリ
スマイルゼミは英語学習が標準搭載されている点がメリットです。英語は教育改革での必修科目増加もあり小学校では超重要です。
もちろん、英語ができれば将来の受験や就職もかなり有利になりますね。
タブレットの中にネイティブの発音で学べる英語学習が搭載されているので、心配なく学習に取り組めます。
教材が溜まらずスッキリ
教材は基本的にタブレットのみです。
なのでテキスト教材やおもちゃが溜まってしまうことはありませんし、新しい教材が欲しい場合はタブレットを通してダウンロードするだけです。
そのため、もう使い終わってしまった教材が溜まる心配がありません。
長続きさせやすい
スマイルゼミは中学生向けコースまでコースがあります。
幼児期の3歳からスタートできますが、中学生まで一貫した学習が可能です。
コースごとに難易度を選べるため、子供の成長スピードに合わせて学習できますし、新しい問題も次々配信されるため飽きさせにくい作りになっています。
スマイルゼミのデメリット
続いてスマイルゼミのデメリットについても解説していきます。
机に座りづらい
スマイルゼミのデメリットはタブレットなので、いつでもどこでもできるがため寝ながらできるところです。
机にちゃんと座ってほしくても、寝ながらやっていることも少なくありません。
こればかりはこまめに見て注意するしかないので、なるべく見れるときは見てあげましょう。
新しい教材配信は月1回
教材の内容は豊富ですが、新しい教材が配信されるのは毎月1回のみです。
タブレット学習は非常に優秀ではありますが、この点はちょっと不満に感じているママがいました。(今後改善されるかもしれません。)
月によっては教材数が少ない場合もあるため、多くの場合は問題ないですが追いついてしまうこともなくはありません。
受講費用が高め
料金は「毎月払い」コース、「6ヵ月分一括払い」コース、「12ヵ月分一括払い」コースから選択できます。
一番安い幼児コースでも毎月払いは税込み3,960円、6ヵ月分一括払いは税込み3,520円、一番お得な12ヵ月分一括払いでも税込み3,278円かかります。
また、入会時には初期費用としてタブレット代金が1万円弱かかってしまいます。
平均的な幼児教材の費用よりは少し高いので、家計と相談して受講は検討するべきです。
まとめ:こどもちゃれんじとスマイルゼミはどちらがいい?
こどもちゃれんじとスマイルゼミはどちらも良い教材です。
迷うときはお子さまの特長や各家庭の事情に合わせて選んであげるといいと思います!
こどもちゃれんじが向いている方
- 感性を育てたいお子さま
- キャラクター好きなお子さま
- おもちゃが好きなお子さま
- 時間があまりない
- 幼稚園の入園前から教育したい
- 安いコストで大きな学習効果を得たい
スマイルゼミ幼児コースが向いている方
- 集中力がないお子さま
- タブレット・スマートフォンに興味があるお子さま
- 英語力を伸ばしてあげたいママ
- 効率的に学習を勧めたい方