幼稚園で「もうカタカナまで完璧に書ける」など、お勉強の進んでいるお子さんの話を聞くと「うちの子大丈夫かな?」とつい心配になりますよね。
先取り学習が良いという訳ではないですが、「思考力」を小さいうちから鍛えるのは重要です。
そこでここでは、思考力を伸ばす教材に定評のある「まなびwith」について紹介します。
2020年の教育会改革にも対応しているまなびwithのいいところや悪いところがわかるようにお伝えします!
こんな方におすすめ
- まなびwithの口コミをみてみたい方
- まなびwithの無料体験や資料請求を考えている方
- まなびwithについてくわしく知りたい方
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「まなびwith幼児コース」とは
「まなびwith」は「図鑑NEOシリーズ」で有名な小学館が運営する通信教育です。
幼児向けの「まなびwith幼児コース」と小学生向けの「まなびwith」に分かれています。
幼児向け知育サービスでは「しまじろう」が人気の「こどもちゃれんじ」を筆頭に、「スマイルゼミ」「Z会幼児コース」「ポピー」などがメジャーです。
「まなびwith」はこれらの通信教育に比べるとまだ知名度は低いかもしれませんが、「ドラゼミ」という名前なら聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
実は「まなびwith」は2019年3月をもって終了した「ドラゼミ」が、「思考力」を重視した新しい教育制度に対応するために生まれ変わったサービスなんです。
「まなびwith」は他の教材とここが違う!
「まなびwith」の最大の特徴は「思考力」を伸ばすことを最重要視した教材構成です。
思考力は国の新学習指導要領でも重要視されているポイントであり、これに合わせて受験問題も「憶えて解く」問題から「考えて解く」問題へとシフトしていくとされています。
単純な計算や言葉の書き取りを繰り返す問題ではなく、徹底的に「考える力」を鍛えるための問題が集められています。中でも「図鑑NEOシリーズ」を活用し、図鑑を使って調べながら答える応用問題は、他社のサービスには見られないユニークな問題と言えるでしょう。
また、対象として「学ぶことが好きで好奇心の旺盛なお子さん」「積極的に図鑑などで調べることが苦にならないお子さん」を想定しています。
勉強がもともと好きで、机に向かう習慣がある程度ついているお子さんには向いていますが、「勉強の楽しさを知るところから始めたい」というお子さんには向いていないかもしれません。
ワーク類も量がかなり多く、問題の内容もかなり難しいと言えます。問題のレベル感は「Z会幼児コース」に近いと考えると想像しやすいのではないでしょうか。
そして、「まなびwith」の幼児コースの特徴は、各ページに保護者向けの「声がけ例」が載っている点です。
上述の通り、まなびwithでは問題のレベル自体が難しめに設定されている上に、図鑑で調べたりしながらお子さんが能動的に答えを探す努力をしなければなりません。
幼児にとってはかなりハードルの高いことなので、保護者の「声かけ」がとても重要になります。
各ページの学習を進めるためにも勿論有用ですが、普段の生活にも応用が利くような、子どものモチベーションを上げたり、やる気を継続させたりするのに役立つ声掛けが多数掲載されているため、ちょっとした育児書のような役割も果たしてくれそうです。
口コミから分かる「まなびwith」のおすすめポイント
「分からない問題が出たときも、自分で調べる習慣がついた」「難しい問題ほどワクワクしながら取り組むようになった」など、学習内容だけでなく、学習に取り組む際の「姿勢」や「習慣」が身に付いたという点を評価する口コミが目立ちます。
また、上でも少し紹介した「図鑑を使って、調べて解く問題」が評判となっている点にも注目です。
「こどもちゃれんじ」のように、付録やDVDが毎月付いてくることはありませんが、数が少ない分「付録のクオリティーが高い」という評価も多いのが特徴です。
「ボードゲーム系も、コマやサイコロがプラスチック製でしっかりしているので長く遊べる」「体験版のDVDだけでも入手する価値あり!」といった声や、「要らない付録で部屋が散らからないので良い」といった声がありました。
「まなびwith」には悪い口コミもある?
ここまでは、「まなびwith」の良い点を中心にまとめてきましたが、悪い口コミも勿論あります。
主なものは「ワークの量が多すぎてこなせない」「ワークの難易度が高い」「付録が少ない」といった口コミです。
ここまでに何度もご紹介した通り、そもそも「まなびwith」は、既に勉強への姿勢が出来上がっていて、勉強することが好きなお子さんを対象とした「伸ばす」ための教材です。
それを理解していないと、まだ勉強の楽しさが分かっていないお子さんにやらせる事で、かえって勉強嫌いになってしまう危険性があります。
また、「ドラキッズ」の終了により「まなびwith」にシフトした方の中には「ドラえもんが良かった」という声もあるようです。
口コミから分かる「まなびwith」のメリット・デメリット
実際に「まなびwith」を体験した方からの口コミをまとめると、「まなびwith」のメリット・デメリットは次のようにまとめることができます。
まなびwithのメリット
まずメリットですが、思考力を伸ばす問題が豊富で、難易度が高く問題量も豊富なワークだけでなく、図鑑で調べたり、ストーリーを自分で考えたり推理したりしながら進める問題など、作りこまれた問題内容に定評があります。
また、各ページに記載された「声掛け例」を活用することで、保護者も一緒に楽しく問題に取り組める点もオススメです。
継続することで、お子さんの「学習習慣」や「学習への姿勢」が向上したという声も多く、将来的に役立つ「学びの基本」がしっかりと身に付きます。
まなびwithのデメリット
デメリットとしては、あくまでも「既にある程度学習姿勢ができている」または「積極的に学ぶことが好き」というお子さんを想定した構成であるという点です。
そのため、付録やDVD、キャラクター等は最小限に留められているため、まだ学びへの興味が十分に育っていないお子さんには「退屈」「難しすぎる」という印象になってしまう可能性が高いです。
「まなびwith」は前向きに勉強に取り組めるタイプのお子さんにおススメの知育教材
「まなびwith」は好奇心旺盛で、学びに対して前向きなお子さんには最適な知育教材と言えます。
単純な問題を繰り返し解くことに物足りなさを感じているお子さん達も、「まなびwith」なら更にぐんぐんと思考力を高めていくことでしょう。
ただし、お子さんによっては向き・不向きがハッキリと分かれる教材でもあるため、まずは無料教材セットで様子を見てからスタートすることをオススメします。