子育て知識

【実は成長?】1歳の子どもが人見知りになる原因と対策まとめ

1歳児の人見知りの原因と対策を解説しています。

家にいるときはたくさん声を出すのに、知らない人の前だと警戒してしまうのが人見知りです。

人見知りは多くは生後半年〜1歳前後に始まります。

祖父母や他人の前で固まってしまったり、睨んでしまったり…しょうがないんですが、親としては少し心配しますよね。

でも子どもの人見知りは当たり前のことですし、程度も個人差があるんです。

あまり気にしすぎず、ちゃんと人見知りの対策をしてあげれば問題ありません。

1歳児の人見知りの原因

人見知りをする原因は、0歳児と1歳児、またそれ以降では少し原因が違ってきます。

0歳児の場合はママ・パパとちょっと離れるだけで不安になるからという原因が多いのですが、1歳は他人が怖いと思う気持ちが芽生えるために人見知りになることが多いです。

他人に抱っこされるだけですぐ泣いてしまう子もとても多いですよね。

また、単純に怖いだけでなく、1歳は他人に興味をもちはじめる時期でもあることも関係しています。

1歳からは人の顔も判別できるようになり、他人をちゃんと認識しはじめ、警戒心も強くなるのが普通なのです。

人見知りをしない子はなぜしない?

1歳だけどまったく人見知りをしないという子もいます。

人見知りをしない理由についてはいろいろ言われていますが、人への信頼感がある子は人見知りが少ないです。

逆に人見知りをしなくても「うちの子って大丈夫かな?」と心配されるケースもあるそうですが、大体の場合はあまり心配ありません。

まれに人見知りをしない子が発達障害・自閉症の危険があるというケースもあるようなので、1歳を過ぎてもまったく感情の起伏が見られない場合などは相談した方が安心はできるでしょう。

人見知りのしやすさ・程度には個人差があるということは頭に入れておきましょう。

人見知りは何歳まで続く?

人見知りがいつまで続くのか心配になってしまうママたちも多いと思いますが、おおよそは2歳ごろまでに終わるというのが一つの目安とされています。

我が家は1歳8か月ですが、まだ人見知り真っ最中です。

ただ2歳を過ぎても人見知りをする子はするので、こちらもあくまで目安として考えた方がよさそうです。

人見知りは「成長の証」でもある

1saiくらいの男の子と母親

人見知りはある意味「成長の証」だともいえます。

1歳はお座りができたり、つかまり立ちをはじめたり成長がめざましい時期です。

人見知りの原因は赤ちゃんの判断力がついているからです。

ママ・パパの顔と他人の顔を、上手に見分けられるまで成長をしたから人見知りをするということです。

そのため、人見知りをする子は賢いといわれています。ただ人見知りをしない子が頭が悪いのかというとそうではないようです。

そして人見知りは誰が悪いわけでもないので、ちゃんと落ち着いて向き合うことが大事です。

1歳児向けの人見知り対策4選

1歳児の人見知りですが、ある程度対策する方法はあります。

数日で人見知りが改善するような劇的な対策はないのですが、人見知りの程度の軽減や、将来の人見知りを少なくすることに期待できるでしょう。

そんな対策を4つ解説していきます。

人に触れる機会を増やす

あそぶこども

まずは人に触れる機会を増やすことです。

なぜなら人への慣れは人見知り克服方法の第一歩だからです。

保育園や幼稚園に通っていない子だと、他の子に接する機会が少なく人見知りしてしまうケースが多いようです。

克服方法として、できるだけ人のいるところに連れていくようにしましょう。

いとこの家や、おじいちゃん・おばあちゃんの家にいくのもいいと思います。

今現在はコロナウイルスの影響もありますので、たとえば公園や人の少ない児童会館を利用したりするのもいいでしょう。

最初は嫌がるかもしれませんが、数回通えば徐々に自分の欲求も出せるようになると思います。

好きな遊びをさせてあげる

好きな遊びをさせてあげることも一つの対策です。

たとえば車のおもちゃが好きな子だったら、車のおもちゃがあれば他の子に交じって遊びたいという心理が働きます。

好きなことを見つけるためには、まずいろんな経験をさせてあげることが大切にはなります。

絵本や知育教材などを使用し、興味を探してあげるのもいいでしょう。

ママやパパが最初はついてあげる

小さな子が一人で他の友だちの所にいくのはかなり勇気がいることです。

ママやパパがちゃんと最初はついてあげるようにしましょう。最初は人見知りしますが、克服すればちゃんと遊んでくれるようになります。

徐々に人に慣れさせてあげるというイメージです。

家庭においても大事なことで、なるべくママ・パパがいる間は笑顔で遊んであげることです。

遊ぶことに慣れれば、子ども同士・他人においても緊張がほぐれるようになりますので実践してみましょう。

子どもを信じて見守ってあげる

少し時期がたてば、子どもが人見知りをしても、子どもを信じて見守ってあげることが大事です。

他人に会いギャン泣きしたとしたら、多くのママたちは引き離さないと…と思うでしょう。

ただ少し様子を見てあげるのも大切で、これは引き離す=怖い人という認識をするのを避けるためです。

もちろん公共の場などでは別ですが、思い当たることがあるならこちらもオススメの対策です。

愛情たっぷりに子どもと付き合うことが大事

人見知りは自然なことですが、何も対策しないと長引いてしまうことも考えられます。

ちゃんと気にかけてここで紹介させていただいたような対策をしてあげれば、2歳・3歳となるにつれて人見知りは少なくなるでしょう。

そのためにしっかり愛情を注いて育ててあげることが大切になってきます。

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こどらぶ管理人

1児の父です。保育士の妻と一緒にかわいい2歳の息子を育ててます! 子育て知識については本や妻の話などで日々勉強しアップデートしています。ご興味があれば管理人プロフィールページやTwitterもご確認ください。 ブックマークやシェアなどしていただけると嬉しいです。

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