2歳はよく魔の2歳児と呼ばれ、自己主張が激しくなるイヤイヤ期がおとずれることが多いです。
ただ、中にはイヤイヤ期がなかったり、遅れてくるイヤイヤ期が遅れてくるお子さまもいます。
普通は多くのお子さまに訪れるイヤイヤ期がなかったり、遅れたりすることで、次のような心配をするママも多いようです。
- 障害や病気の可能性
- 自己主張ができない
イヤイヤ期が来なかったり遅れたりすることでどんな懸念があるのか、またその理由についても調べてみました。
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イヤイヤ期は最初の反抗期
イヤイヤ期は人生において1番最初にくる第一次反抗期といわれています。
大体は1歳半くらいからはじまり、2歳にはピークを迎えます。個人差はありますが、2歳半ごろから収まっていくことが多いですね。
それまでは反抗もせず素直だった子供が自己主張することを覚え、親や保育園の先生のいうことを素直に聞かなくなります。
泣きわめいて癇癪を起こしたり、急に怒り出すこともよくあります。
イヤイヤ期の行動例
- ご飯を食べるのを嫌がる
- 原因がわからない癇癪を起こす
- いつも遊んでたおもちゃを拒否する
- 着替えようと呼んでも来ない
- お風呂に入りたがらない
- なかなか寝なくなる
生活のいろんなシーンで自己主張するようになります。
なぜそうするかというと、子供の興味や行動範囲が広がっていってもうまく表現ができないことが要因で、癇癪を起こしたり、イヤと言葉で伝えることで自己表現しているともいえます。
「ママやパパにかまってほしい」という気持ちの表れでもあります。
イヤイヤ期がない子もいる
先輩ママたちの口コミをみると、イヤイヤ期がなかったり軽かった・イヤイヤ期が遅れてきたというお子さまも珍しくありません。
周りのママから「イヤイヤ期がすごくて…」という話を聞いても、全くイヤイヤをしない我が子を不思議になったりもすると思います。
イヤイヤ期には個人差があり、3歳位に遅れてくる子もいれば、ほぼ癇癪やイヤイヤがなく、気づいたら大きくなってしまったというお子さまもいます。
また、時期が遅くなって4歳位で急にイヤイヤがはじまるケースもありますし、終わりの時期も口コミでは差がありました。
5歳頃までイヤイヤ期が続くというケースも普通にあるので、イヤイヤ期が訪れる時期にも個人差があるといえるでしょう。
イヤイヤ期がこない子の特徴と理由
イヤイヤ期がこないのはなんで?というところも気になりますよね。
傾向として以下のような特徴がある場合、イヤイヤ期が来なかったり、程度が軽いことがあるそうです。
十分に欲求が満たされている
イヤイヤ期は「自分の思い通りにできないこと」が1つの要因なので、お子さまの欲求を親がうまくコントロールしている場合にはあまり癇癪を起こしません。
ちゃんと達成感や欲求が満たされている場合は、激しい行動を起こすことはあまりないそうです。
子供の欲求を拒否せず認めてあげている・欲求に付き合ってあげているというケースでは、このようにイヤイヤがエスカレートしづらい状態になります。
性格の個人差によるもの
自己表現が激しい子もいれば、おとなしい子もいます。このような性格の個人差もイヤイヤ期の程度に差がある1つの要因です。
生まれつきの性格の違いもありますし、2歳までの育て方でももちろん性格に差がでてきます。
自己表現が上手
子どもの性格や教育などの特徴によって、言葉を覚えるスピードにも違いがあります。
言葉が上手に喋れる子供は、親とのコミュニケーション不足に陥りづらいため、イヤイヤ期が軽いことも多いです。
自分の伝えたいことをちゃんと伝えられている子供は、うまく表現ができないというイヤイヤの原因を回避できることが多いといわれています。
このように、自己表現が上手にできるかできないかという点でも違ってくるのです。
イヤイヤ期がこなくても障害や病気などの心配はない
イヤイヤ期がこないと障害や病気の心配をするママもいますが、関連性の根拠はないそうです。
理由としては、先にあげたような個人の性格や環境によるものが大きいでしょう。
なので過剰に他の子どもとの違いを心配はする必要はありません。
むしろ「自己表現がちゃんとできているんだ」とプラスにとらえていいと思います。
子どもの個性を大切にし、しっかりと向き合ってあげましょう。