2歳児のお子さまをもつママのお悩みといえば、やっぱりイヤイヤ期ですよね。
上手に2歳のイヤイヤ期の子どもと付きあうためのオススメ対処法をまとめました。
子育ては夜泣きや危なっかしいハイハイしたての時期など、生まれてからずっと大変さの連続です。
でもそんな中でも、特にママやパパから大変という声が多いのが2歳ごろから訪れるイヤイヤ期なんです。
ギャン泣きしてママのいうことを拒否したり、ご飯をあまり食べなかったりします。
悩んでいる方は紹介している対策を試してみてくださいね!
こんなママにオススメ!
- イヤイヤ期に入って子どもの対処に悩んでいる
- イヤイヤ期の子育て方法が知りたい
- これから訪れるヤイヤ期の準備をしたい
イヤイヤ期に入る時期は2歳?
イヤイヤ期に入る時期はいつからなのかというと、一般的に最も自我が芽生えイヤイヤが多いのは2歳とされています。
ただスタートする時期の個人差も大きく、子によっては1歳半からイヤイヤ期に突入する事もありますし、2歳になってもこないという場合もあります。
しかしこれはあくまでもイヤイヤ期を把握できるようになるのは子どもが言葉を話せるようになり、言葉や態度によって親の言うことに反発する「イヤ!」を発するようになるからです。
そのため実は言葉がまだ話せない時期からすでにイヤイヤ期が始まっていることもあります。
w単にご飯やおむつなどの問題があって不機嫌だと思っていたことも、実はイヤイヤ期の始まりだったということもあるということも覚えておきましょう。
イヤイヤ期のわがままのサインや特長
イヤイヤ期の特長についてもみていきましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんの頃は従順に見えていた子どもが、目に見えて自分のやりたいことを優先して親の制止に反発するようになります。
これは親が嫌いになったというわけではなく、脳が発達途中にあるため自分の好奇心や欲求をまだうまくコントロールできない事が原因と言われています。
例えば何かを壊してみたいと思った時、子どもの場合はその欲求に従って物を投げつけます。
しかし親は物を壊すような乱暴なことをしてほしくないので止めたり、叱ったりすることになるでしょう。
そうなると子供の中では「したいことができない」というもどかしさや苛立ちと、「大好きな親に怒られた、抑圧された」というショックや辛さで強い悔しさと怒りを感じることになります。
その結果親に対して反発したり、ひどい時には叩いたりする行動に出るのです。
欲望の発散を妨害してくる親に対して、子どもは恨みを持つようになってしまいます。
親も自分を恨んでくる子供に対して怒りを覚えてしまうことも少なくありません。
そのため余計に親子間の衝突が増えて、お互いにストレスを溜めて関係を悪化させる悪循環を引き起こしてしまうのです。
これを意識し対応しよう!イヤイヤ期の対処法3選
イヤイヤ期の子どもに対してオススメの対処法を3つ紹介しています。
どれもさほど難しくはない対策ではあるので、まずは意識して実践してみましょう。
対処法①可能な限り子どものしたいことをやらせてあげる
子どもは親のやってることをなんでもマネしたがったり、手を出したがります。
例えばお店で自分が商品をかごに入れたがったり、テレビのチャンネルを変えたがったり、料理を運びたがったりなどです。
親はどうしても完璧にやりたいので、子どもが成長するまで一人でさせたがらない傾向にありますが、それがイヤイヤ期の子どもを怒りに駆り立てます。
失敗するかもしれなくても、出来る限り子どもがやりたがっていることはさせてあげるようにしましょう。
様々なことを試して自分の出来ることを図ったり、世界のことについて知ろうとしています。
子どもに経験させて学ぶつもりで見守ってあげることが大切です。
対処法②子どもを手助けしない
上記の子どもがしたがっていることをさせてあげる上で重要なことでもありますが、子どものやっていることに手助けをするのは極力やめましょう。
子どもは自分で「やってみたい」と感じて行動を起こしています。
たとえば、片付けや着替えなどもそうです。
そこで手助けと称して代わりに親がやってしまうと子どもは達成感を得られませんし不満を募らせてしまいます。
チャレンジして経験を積むことが大事だということを忘れないようにして、手を出したい気持ちはぐっと抑えて見守ってあげましょう。
対処法③どんなワガママに聞こえてもちゃんと話は聞いてあげる
子どもが様々な要求をしてくると、叶えてあげられないことは断る必要がありますが、「いつもワガママを言ってくるから」と話をちゃんと聞かずに門前払にするのは絶対にやめましょう。
親を困らせようとしてやったり言ったりしているわけではなく、自分の溢れる欲求を発散させようと模索しているだけです。
それを理解し、ちゃんと子どもの味方で居続けてあげるためには子どもの話をちゃんと聞くことが重要です。
いつも話しかけてくるからキリがないと感じたとしても、出来る限り子どもの話には耳を傾けて、何を伝えたいのかを考えてあげましょう。
イヤイヤ期はいつ終わるの?
イヤイヤ期がいつまで続くのかと不安になる方も多いですが、基本的には3歳から4歳前後で落ち着く子が多い傾向にあります。
しかしあくまでもこれは平均値であり、基本的にイヤイヤ期がいつまでになるのかは、個人差や親の対応にも大きく左右されます。
イヤイヤ期に子どもを抑えつけるような接し方を続けてしまうと子どもの反発が根付いてしまい、何歳になっても親に反発ばかりする子になってしまいます。
そうさせないためにはイヤイヤ期に反発されてもしっかりと愛を持って接し続けることと、子どもは親が嫌いなのではなく、自分の中の欲求に振り回されているだけということを理解することが重要です。
なぜ急に反発し出したのか?自分が嫌われてしまったのか?という部分で思考を止めてしまうと親子関係は急激に悪化します。
しっかり話し合い、観察し、子どものことを諦めず接し続けてあげましょう。
イヤイヤ期は成長の証!子どもには愛情をもってあげること
イヤイヤ期には子どもに対してのストレスがたまり、愛情がもてなくなってしまう瞬間も出てくるかもしれません。
イヤイヤ期のまとめ
- イヤイヤ期は成長が足りないから起こること
- ママやパパが嫌いなわけではない
- ママやパパの助けを求めている
これらのことを頭に入れて、イヤイヤ期の子育てに臨みましょう。
ある意味イヤイヤ期がくるのは成長や発達の証でもありますから、しっかり対処してあげると大丈夫です。
どうしても対処が難しいときは、イヤイヤ期の子どもに対して成長を促してくれる幼児向け教材なんかもオススメです。