育児中の方も、きっと自分自身が子どものころにはタブレット学習を経験したことがないのではないでしょうか。
今の子どもにとって、タブレットで学習のできるタブレット教材は主流の学習方法の一つとなっていて、紙での学習では得られないメリットも得られます。
タブレット教材の効果が気になるママに向けて、タブレット教材のメリット・デメリットを解説しています。
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タブレット教材のメリット
学習も最近ではデジタル化しつつあり、タブレット学習を導入している学校も増えています。
文部科学省の調査によるとインターネット接続率は9割を超えていました。
(参考:平成30年度学校における教育の情報化の 実態等に関する調査結果(概要))
コロナの影響の前からでもこれだけ進んでいるということは、相応のメリットがあるからです。
各タブレット教材を扱うサイトなどを調べてましたが、タブレット学習を使うことによりメリットは以下のように集約されます。
- 子どもが夢中になれる
- 学習が効率的になる
- 親も進捗把握がしやすい
それぞれについて解説していきます。
子どもが夢中になれる
タブレット教材は子どもが夢中になって取り組んでくれるというメリットがあります。
紙での学習にくらべると視覚・聴覚を刺激するような学習が多いため、子どもも楽しくワクワクすることができます。
例えば紙でのドリルに興味がなかなかわかないというお子さまも、タブレットなら集中して学習しやすいとケースもあるみたいですね。
紙ではできない音や映像、色を取り入れたクイズやゲームなども取り入れている教材が多く、勉強嫌いな子どもにとっては学習意欲が湧くというメリットが大きいです。
学習が効率的
タブレット教材は基本的に紙に比べて効率的な学習になっています。学習をコンピューターが管理するので、苦手部分の繰り返し学習にも便利です。
教材によっては、学習だけではなく自動的に〇を付けてくれる機能がついていたりもします。
問題も教科書や学習誌のように探す手間は極力削られていて、自動的に次々問題が表示されるので楽に学習ができます。
親も進捗把握がしやすい
親にとっても子どもの学習の進捗・管理がしやすいというのが一つのメリットです。
タブレット学習は一人で進められるものが多いですが、親もやぱりどれくらい進んだのか、どんな学習をしたのかは気になりますよね。
タブレット教材の多くは学習の進捗を親も振り返れるようになっていて、それもタブレット一つで確認できるのでラクチンです。
タブレット教材のデメリット
一方、ここからはタブレット教材のデメリットについて解説します。
タブレット教材を利用する前に、注意点として覚えておきましょう。
やりすぎてしまう危険がある
タブレット教材は夢中になりやすい反面、やりすぎになってしまう危険があります。
楽しいのでいつまでもやってしまうため、たとえば
- 紙の学習をまったくしなくなる
- 視力などに悪影響がある
このような影響が考えられます。特に暗い所で使ったりしないように気を付けましょう。
タブレット教材によっては時間制限を設けていたりする教材も多いのですが、親もやりすぎだなと思ったら止めて休憩させてあげるようにしましょう。
書くという動作が不足する
またタブレットなので、手で書くということが不足してしまいます。
書く以外にも、たとえば話しかけるといったコミュニケーションも従来の学習よりは少ないでしょう。
コミュニケーションの部分は、親がその時間外に話しかけてあげることで解消はできると思いますが、書くという動作はたまにさせてあげるべきかもしれません。
気になる方はタブレットとプリントの併用をしている方もいらっしゃいます。
タブレットで遊んでしまう
タブレットなので、特に小さいうちは遊んでしまうというケースがあります。
勉強中なのに動画を見てしまったり、違うゲームを始めてしまったりするのはタブレット学習のあるあるです。
ただタブレット教材の多くは制限付きであることが多いので、そういった心配は少なくなっているようです。
タブレット教材は上手に使えばメリットがある
タブレット教材は紹介したようないい点・悪い点がありますが、これから主流な教材になっていくでしょう。
そして大きいのは、学校でもデジタル化が進んでいくことです。
一番の学習の効率化という点でも意味がありますし、家庭でもタブレット教材になれておくことは将来にも大きなメリットがあると思います。
タブレット教材のデメリットの多くは、選ぶ教材や親の協力でカバーすることができるので、今から検討してみてはいかがでしょうか。